2017年12月17日日曜日

絵面と構図

レンズ性能が高くなると大きく綺麗に写るのは当たり前。
超望遠だとか広角、超広角なんてキワモノが対象の場合、
ぶっちゃけ、レンズに金積めば写りはソコソコにソレナリに担保される。

逆に、ただデカくて長いだけの安物レンズは大きく写るだけ。
構図の妙で写真にできる人でもなければ、安物は安物。

だって、100均の虫眼鏡と顕微鏡のレンズが同じはずがないわけだし、
光学系の手抜きが少ないとすれば鏡胴の作りが手抜きだったり
組み立てが手抜きに決まってるじゃん。
工夫だとか効率化なんて綺麗事はイラネーよと。

道路脇、住宅地側の立木のテッペン近くに
2羽のチョウゲンボウがとまった。
ふとファインダーを覗くと右下に沈みかけた月。
躊躇した。



月が右上に位置していたら、そのままでもトリミングしても
ドヤ顔できる絵面になったろうに、月が中途半端に右下。
さて、鳥まで距離を詰めて寄せるか月を残したまま
この絵面のままでシャッター切るか。
で、、
まぁアレだ。
ただデカくて長いだけのレンズで被写体を引き寄せて
大きく写す事だけの写真しか撮らないヤツも多い中で
同じ絵面で写真撮っても芸が無ければアタマも使わないと。
走って距離縮めて鳥だけ大きく撮ろうとしたところで、
2羽がじっとしててくれるとも限らない。
これがシャッターチャンスだったと思うのです。

絞った割に写りがイマイチだったのは内緒です。
なので最初はボツネタの1枚で、ちゃんと現像しなかったのも内緒です。

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