2012年6月18日月曜日

単焦点とズーム、鎌倉紫陽花

5月から梅雨入り直前までの僅かな期間に海側のスナップを撮ろうと思っていた。
鎌倉文学館の薔薇をお題に、そう決めていた。
今年の5月はチャンス無く、薔薇は撮らずじまい。

紫陽花の季節になった。
例年と比べて約1週間の遅れ。
去年撮れなかった御霊神社から紫陽花と江ノ電、
今年は何とか撮りたいと思っていた。
同時に密かに撮りたかったネタも。

混雑する場所で写真を撮る時は圧倒的にズームが便利。
立ち位置を選べない場合が多い上に、その場所から引き寄せるか選べる。
しかし今年はチャレンジをしてみた。
K-m + FA50 F1.4 発色とボケ具合を使ってみようと。
立ち位置が選べない可能性が高いと賭けになる。


もうちょっと、あとほんのコンマ何秒か遅くシャッター切れていれば...。



もうちょと、あと1段絞っていれば...。

去年は撮った写真全てにカメラを構えるオトーサンの後ろ姿が
バッチリと写っていたが、今年はそういう写真は少なく、それが良かった。
残念なのは行き先表示板の鎌倉が真ん中辺りが行で欠けていること。
CPLで車窓の中が見えるように撮ることもできたが、あえてやめた。








江ノ電社内から撮った江ノ電もなか屋さん。
35mmくらいの方が良かったか。
それでもFA50 らしい描写だと思う。
レンズフードをラバー製にしておいて正解だった。
さて、ズームはといえば。

「僕の視線、あなたの視線」、タイトルはそんなところか。
EVFが付いてるm43コンデジなのか、Nikon V1なのか
ウインドサーファーを狙ってシャッターを切っていた。
あえて左下の女性にピントを完全に合わせ、パンフォーカスにしていない。
晴れてはいたが、少し霞がかかったような初夏特有の空模様。
逗子方面も霞んでいたのでパンフォーカスできっちり撮るなら夕景の方が良い。
そう判断した。正しいかはわからない。

しゃがんだ全身を撮らなかったのは、やんごとなき事情があったからだ。
盗み撮りをするような真似をしているのだから、写っては良くなさそうなものは
例えオカシナ切れ方をしても諦めてバッサリと切る。
僕はそうするように心がけている。

ズームは便利なんだけど、やっぱり設計が古いとはいえFA50 F1.4の
描写は優しくキリっとして悪くない。

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