2018年9月25日火曜日

再考、PENTAX MZ-5N

出鼻くじかれた感がありつつ、フィルムで撮ってみたい気持ちが
どうしてもおさまらず。

MZ-5n、2009年9月の終わりに某キ○ムラで買ったボディです。
ほぼ使わず10年近く。

何度か持ち出すことはあっても、フィルムを撮り切ることなく
現像したのも1度か2度か。
結局、なんかヤル気が出ないボディで放置していました。
ぶっちゃけ、フィルムへの拘りが強くあったわけでもなく。

それが、歳をとったのでしょう。
フィルムで撮りたい、撮ってみたいと。
そこで積もった想いをSuper-A... ボッタクられた (^ ^;;

結局はコイツに戻って手にとって構えてみると。
アラ、快適。
それはそうですよ。
フィルムだってセットすれば巻き上げて、撮り切ると
勝手に巻き戻してくれます。スグレモノ。
中途半端にAFは使えるし、AEもそこそこ正確だし。
シャッター切った時のショックなんて殆ど無い。
PENTAX ME、ニコン EM、リコー XR500と比べたって
ショックが殆どありません。
シャッター音はイマイチだけど。

そのうえ、そのうえですよ。
フィルム後期のプラボディのクセしやがって、、、
こいつは視度調整ができるのです。

いくつかある我慢できるかギリギリの欠点は。
・安っぽい、プラ臭が強すぎる

・安っぽさの徹底(コストダウン)で、フィルム巻き上げ関連ギアもプラ
   コレ、使ううちに減って異音がして最後はダメになると。ペンタらしい作り込み。
   この流れがFA50だのFA35だの常用レンズの安っぽさに通じるものがある。
 いかにもペンタらしい.... 残念で仕方ない。 

そういうわけで。
大事なことに気が付きました。
何も苦労して難しいフルマニュアルのクラシックカメラから
始める必要はなく、むしろ気になるレンズの個性や特徴を
楽なボディで掴んでから状態の良いクラッシクカメラで楽しむのも
良い方法なのではないだろうかと。




構図がどうこうムキになって拘らなければ、ボディが現代風だと
写って当たり前の感じで撮影でき、好みの表現をするフィルムで
スマホ調、現代風、キャノンのデジタル画像、安いグラビア画像 
デジタルカメラの高画素画像と一味変わった写真を撮ることが出来そうです。

レンズやフィルムの個性が分かったところで、かつ露出やシャッタースピード、
手ブレの具合(自分で構えてブレないシャッタースピード)を掴んだら
便利装備が期待できないクラシックカメラを使うのも良いかなと。

MZ-5Nって、案外いいカメラじゃん。
プラ臭が酷くてヤル気が出ないことが多いけど。
FA50 F1.4って、やっぱ普通に写る良いレンズじゃない。
ボケ汚いとか絞ると玉ボケじゃないとか、小うるさく言う人多いけど。
もともと、せいぜい4万のレンズだよ?と。
ニコンのその手のより安くて値段相応じゃんと。

想いながら、M42嫌いで買わなかった55mm F1.8 のKマウント版を
ついつい買った秋分の日でした。

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