2011年7月23日土曜日

TVアナログ停波カウントダウン

地デジ化が言われて久しく、ついにアナログ停波直前となった。


2011/7/25 午前零時でテレビアナログ放送が停波する。
テレビの時代が流れているな。
その流れの中でひっそりと進む淀んだドロ沼。

NHKがインターネット端末所有者からも受信料徴収を検討

はて、なんともまぁ。。

布石はあったのでやっぱりな、とも思ったが。
NHK受信料の大津波がパソコンに襲いかかる!

元々方式に難がある地デジ。
地デジ放送に割り当てられたUHF帯は、アナログのVHF帯より
電波の直進性が強い。
放送局、中継局からの到達距離も短い。
アナログ放送で見られた放送局の番組が、地デジは
見られないことが当たり前になっていたりする。
殆どいいことないのがUHF帯。
しいて言えば電界強度に問題がなければ、アンテナが
小さくて済むくらいのもんか。
東京スカイツリーの開業に期待する人も多いだろうが、
近隣に中継局があるようなら、それはスカイツリーが
送信する電波が届かない距離の場所かも知れないと。
放送なりテレビなりの基礎技術の多くにNHKが絡むが、
まぁ、、相変わらずダメだよね。
とはいえNHKだけが悪いわけじゃなく、電波の再割当てやら
なんだかんだと背景があったのも事実だけれど。
結局アナログ停波で空けるVHFの周波数帯の再利用は、
まったくといって混沌としたまま進まない。
ダメだねぇ。
エロポイントで電機業界にテコ入れしただけだ。

民放も地方に行くと地方局のローカル番組が中心で、
東京近郊でキー局を好き勝手に見られる人間には
つまらないと感じる事もある。

そもそも放送を平等に受信して楽しめる環境なんて、
そんな権利なんて無いのにな。
そこで四半世紀くらい前に流行したキーワードで、
オンデマンドってヤツが放送とは別に.... あんま流行ってないね。

そもそもライフラインと一緒に放送を届けることもなく、
切り離しちゃったら、それは難視聴地域があって当たり前だ。
地方と都心近郊の格差を無視する平等という合言葉が
実に多く、テレビもその代表じゃないだろうか。
しかし、たかがテレビだし、されどテレビだし。
昭和の世代が死滅するころ、テレビってのは変身するのだろうか。
進化というのにはロクなものが無いように思う。
特に法律で縛って利権が絡むようなものには。
なので進化というより変身させる方がいいと思う。
ゼロから云々は思いつかないのでわからない。

といいながら、テレビという機械の前でテレビ放送を
見るのは実家に帰った時だけだったりする。
僕の家にはテレビはない。
携帯のワンセグも、そもそも携帯を歩きながら眺めるとか
操作するなんて稀なので、使ったのは10回程度。

テレビって、どうなっていくんだろう。
一方、ラジオはradiko.jpでもサイマルラジオでも、
地方ラジオ放送局の番組を聞くことが容易くなった。

radiko & SimulRadio プレーヤー 『らじっ娘』

何が気持ち悪いのかって考えると、テレビなり放送が
NHKと共にあると言いたそうな何かだと思う。

もう一つは、テレビってのが一般的な生活の中で、
当たり前のようにある娯楽なのか、媒体なのか
報道機関の集まりなのか、そんな常識か。

僕の家にはテレビがない。
もう10年くらい前から。

0 件のコメント:

コメントを投稿