2011年12月31日土曜日

2011年が過ぎてみて、残り6時間ちょっと

今年は色々な事がありました。
腹を立てるのが馬鹿馬鹿しい事もありました。



今年は何度か山の頂上から広がる景色を写真に収めようと試み、
その度に想いに反する結果が続きました。
考えてみれば風景スナップも、三脚を立てて腰を据えて
風景を撮る機会もそれ以来無くなった気がします。

一方で空いた時間は猛禽が現れるのを待つ事が多く、
羽を広げた姿を独り占めした時の感動を味わう事もありました。
300mmズームを少し良いものにした効果は等倍鑑賞で見る楽しみだけでなく、
ファインダーで覗いた世界の違いにも感じます。
しかし折角撮れた数枚の写真も、撮影場所がはっきりとわかる場合は
公開することを躊躇してしまうのも事実でした。
多くは全く公開できずに居ます。

相変わらず人にレンズを向けるのに躊躇する事が多く、
街中でカメラを出しても空気に溶け込めない事がしばしば。
ところ構わずカメラを向けて、レンズの向こう側で被写体に
なる人々の気持ちを無視してボタンを押す、そんなカメラマンには
なりたいとは思わないけれども、大きな機材を出してレンズを向けても
許容されたと思われる空気を作る、そんな課題がいつも残ります。


そんな2011年、今年最後の1日は雲の多い夕暮れとなってしまいました。
来年はもう少しテーマに沿った写真を多く撮れる年であったらと思います。

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