2014年2月15日土曜日

2/15 大雪から一夜明けて

朝6時に起きて外を見ると結構な雨。
11時に散歩装備でとりあえず地元の公園へ。

家から出た瞬間に諦めるか悩むほどの雪。
すねの辺りまで雪が積もっている。
路上駐車している輩が必然的に雪かきをしていた。

近所の公園までの道のりは険しく、雪かきされていない
上り坂をリュックを背負って登らなければならない。
はぁはぁと息を荒らげて坂を登る自分が
違う意味で変態に思えてきた。 (^ ^;;
何台か乗り捨てたと思われる車が見える。
やっぱり凄い事になってるなと改めて思った。
いや、雪が降るってわかってるのにFRの高級セダンで
チェーンも巻かずに坂の多いこの土地を走るって....
坂を登り切った所で信号を渡れば公園。
入り口で目眩がした。
予想通り、誰も来た形跡が無い。微塵も無い。
ひざ下辺りまで積もった雪が通路を完全に隠している。
まぁここまで来て諦めても....... が苦行の始まりだった。
ここから更に息を荒らげて公園内の目的の場所へ。
今度は、はぁはぁと息を荒げながら下り坂の木道を
下っていく。木道なんて見えないんだけど。

やっと辿り着いた池の辺り。
誰かが来た形跡がやっぱり無い。
どうみても自分は変態だと思った。
ふと公園事務所の方向を見る。
やっぱり居るわけがない。予想通り。


ここまで雪が積もったこの場所を初めて見た。
ここから更に誰も通ってない膝の辺りまで積もった雪を
かき分けて目的の場所に移動しなければならない。
園内通路が折れて落ちた枝や倒れた木が塞いでいる。
嗚呼、ここまで来て諦めるか?
ここまで来たから進むか?
後ろからハスキーを連れて散歩している人が
来たけれど、倒れた木を見て引き返した。
僕は進むことにした。


鳩が止まったのか?
と思ったらトラツグミが目の前に止まった。
これまで地面を這いまわる、落ち葉の上や畦道を走るトラツグミは
何度か撮ったけれど枝止まりは初めて。
神様はご褒美を下さった。


雪が深くて動けない事を考えて、鳩より大きければ何とか写るだろうと
F AF x1.7アダプターを持っていていた。
フィルム時代の設計、マニュアルレンズをセミAFで使うようにする
とても旧式なAFテレコン。
写りは甘くなり、AEがまともに効かなくなるので絞り環で絞りをマニュアルで。
シャッタースピードもマニュアルで。
何となくソレっぽい写真が撮れた。
2枚目は尾が白飛びしているが仕方ない。
この他にカワセミのオス・メス、ルリビタキのオス、キセキレイとモズ
アオジ、ホオジロが目の前をチョロチョロしていた。
ホオジロは瞬間で飛ばれてシャッターすら切れず。
それでも最近、この公園では珍しく1箇所でこれだけ見られたので
まずまずと言ったところ。
代償はワークブーツが完全浸水した事くらいか。
体感で片側1Kgくらいあるように感じた。
帰路も再びはぁはぁと息を切らして歩いたのは言うまでもない。
写真撮影はスポーツなんです。
イマドキ、小型軽量だ重いだ大きいだとか抜かす人も多いけれど、
写真撮影はスポーツなんです....

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