2014年4月21日月曜日

アオゲラ

公園の雑木林の中に木道があって、人がすれ違うのに
ギリギリの幅なんですけど。
その木道からすぐの檜の木かな、アオゲラが巣穴を開けました。

いつも思うことなんだけど、カメラマンのマナーの悪いこと。
狭い木道に中型、大型三脚立ててビデオ雲台やジンバル雲台に
豪華なレンズが付いてるわけです。
酷いカメラマンになるとパイプ椅子で座り込んだり、レジャーシートの
小さいの敷いて座り込んで朝からソコに居るわけで。
それも現役を卒業して何年、10年以上経つような年配者が。
巣穴が見つかって1週間は、朝から夕方まで居たなんて
噂もあるほどでして。


この右側にも別の立て札が1本がありまして。
それには三脚禁止なんて文言はありませんでしたが注意を
促す立て札だったわけです。しかし、ついに禁止の文言が。
通行人がクレーム付けることに逆ギレしたカメラマンも居たようで。
相変わらずというか、何処にでも居ますねぇ。
場所が知れると荒れる、よくある話です。

「アオゲラが掘ってる場所があると聞いたんですけど」
なんて団塊の世代以上のオトーサンに聞かれるわけですよ。
三脚担いだオトーサンから。
一応場所は教えて、ついでに「三脚禁止みたいですけどね」
なんて言うと、
「え?ここも三脚禁止なの?」なんて言われまして。
いやぁ、お前が今歩いてる木道の幅見てわからねえ?って
思いながら苦笑してしまいました。

勿論、僕は狭い木道に三脚を立てるなんて浅はかな事はしません。
地元のお世話になっている先輩カメラマンの方々も勿論そうです。
僕は一脚使う場合も、かなり気を使います。
人がまわりに居たら場所の広さにかかわらず、一脚を
誰かにぶつけないか気になりますから。

わからんでもないんですけどね。
距離が近いし雄・雌が揃う瞬間だとか狙いたいのです。
でも午前中は逆光で光の加減が悪く、居座ったところで
それほど良い写真が撮れるわけでもなく。
西日に変わる頃が丁度いいのですけど。




日の加減で上の写真はコントラストが低く、やはりアレです。
アングルでも印象が変わり、後ろの枝をボカせるか変えられるのと、
問題は雄・雌を判断する頭の赤い班が写るかどうか....。
勿論、巣穴が写るかどうかもありますけれど。
この2枚の写真は雌雄判別が殆どできませんから失敗なのです。
上が雄、くちばし近くまで赤い班が実は伸びてます。
下は雌、アングルを変えた写真では頭の赤い班が写ってます。
雄より全然短いので雌だとわかります。
下の写真が雌と巣穴を撮った1枚。



本当は立ち止まって写真撮るなんて多分しない方がいいわけで、
もしも営巣となればプレッシャーを与えかねません。
通り道なので10枚位サッと撮って動きますが、見ないフリした方が
きっといいんだろうな、なんて思いました。

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