2011年10月3日月曜日

PENTAX FA50mm F1.4 彼岸花

初めて新品で買ったレンズ。
フルサイズなら標準レンズ、APS-Cのデジタル一眼レフだと
中望遠になってしまうが、開放絞りF1.4と明るいレンズ。

このFA50 F1.4はとにかく苦手で大嫌いな1本。
F1.4 ~ F2.2くらいまで、絞りを開けて写真を撮ると
とにかく歩留まりが悪い。
F2.8あたりで特徴もなく良く写るレンズに化けて、
F4.0では本当に普通のレンズとなる。



DAシリーズと違ってどこか滑らかというか。
ボケが柔らかいというか、曖昧というか。
F1.4で撮るとピントの芯が気持ちズレただけで
なんだかボケまくった写真が写ることが多い。
AFでもMFでも同じで、解像を意識すると泣ける写りになる。
だから嫌いなのか、腕が悪いのを認めたくないのか。

普及価格帯のFAレンズは中望遠ズームを含めて、ピントリングが
絶句するほど悲惨なものだが、このFA50 F1.4も同じ。
操作できないことはないが、いかがなものか、そんな感じ。
ツクリの安っぽさも手伝ってか、外見から想像する写りは
安っぽく見えるに違いない。

しかし実際の写りはやっぱり素晴らしい。
F2.2 が一番好きなボケ具合。
意識しなくてもフワっとボケていく。
やっぱりフルサイズのデジタル一眼レフでファインダーを
覗いて写真を撮りたいと思う1本。
APS-C 50mm は少し長くて使いにくい。

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