2010年7月21日水曜日

Dell Inspiron mini9

ひょんな事から手元にやってきたDell Inspiron mini9
既に旧モデルになってしまっているが、NetBook である。


見た目はSONY VAIO C1 のデキソコナイというか、デブった感じ。
いや、僕は大のソニー嫌い(ソニーと付く全てがキライ)だが、
C1 はメモリ増設の難とCPU がCrusoe だった事を除けば
文句のつけどころがない、いいパソコンだった。
mini9 をC1 と並べるのはダメだな、足元にも及ばない。
値段が違うわけだから、それは仕方ないことだが。
液晶パネルが奥側にあるのはいい。
ただし、やっぱりキーボードはイマイチ感がある。
CASIO FIVA 2xx の方がマシかな。
Pentium100M の日立チャンドラを使っていたが、
チャンドラではブラインドタッチでバリバリ入力できた気がする。

元々ノートパソコンなどに、過多な期待はするものではないが、
キー配列が少々変わっていると慣れるまでに時間がかかる。
もっとも、キートップが小さい事もあってブラインドタッチで
バリバリ何か入力するのに適さないため、変態配列も
極端に気になるものではなかった。
むしろキートップの面積と各キーの感覚が狭い方が
気になるくらいだ。

この手元に届いたmini9 には、いわゆるソレでアレした
Mac OS がSSD にインストール済みの状態だったが、
これがまた使いにくい。
いや、最初からわかっていた織り込み済みの事。

SSD の容量の都合や、無線LAN が使えなかった事から
ちょろっと触っては見たが、触手というか魅力を感じ無い。
タイムマシンを試す事もなく2時間程度でゲップが出た。
有線LAN でネットにつないで、ホゲってみるかとも思ったが
Safari の使いにくさもあって、もういいやと。
一応Google Chrome はインストールしてみたけど、そこから
ゴソゴソ何か始めるほどの魅力が見つからなかったなぁ。

元々は出掛けるときにカバンの中身を小さくしたかっただけで、
使い慣れたUSB フラッシュブートのUbuntu が動けばいいやと
その程度のツールなNetBook 。
つまり、Dell D410 の代替えという程度のものである。
パッド型でもなければ、タッチセンサーもないけれど、別に
クリクリしたいわけでもなく、サワサワしたいわけでもない。

しかしDell のハードは安いのが最高の売りだと今更思う。
昔ほど酷くはないが、ツクリが安い。
Atom とはいえ、発熱も結構あるし(放熱が悪いのだろう)。
ノートパソコンは僕にとっては壊れる前提のツールなので、
キータッチがどうだとか、液晶がなんだとか、そんな事はどうでもいい。
そもそもデスクトップ用のCPU とは違うわけだし、グラフィクスも
殆どがモバイル用なわけだだから、高価なノートパソコンを買ったとしても、
値段に対しての性能はデスクトップマシンにかなうわけもない。
そんな程度のグッズなので、壊れても腹たたないのが一番。

そんなDell mini9 、しばらくお出かけ用グッズの一つになりそうだ。
mini9 とUSB フラッシュ Ubuntu 10.04 は快適に動いている。
micro SD ブートではUnity が問題なく動くのだが、なぜか
USB フラッシュだとダメ。
同じ手順でインストール、いじくってるので違いはないはずだが
原因がよくわからない。
無線LAN チップがBroadcom BCM43xx なので、ファームを
切り出さないとちゃんと動かないが、これもフラッシュに
インストールしたタイミングで実行済み。
何事もなく、普通にネットに繋がった。
SSDにインストールするかとも思うが、挿せば使える
USB フラッシュがあるとメンドウで気が進まない。


キー入力をするような作業は減るかな。

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