2011年6月26日日曜日

K-7 使わない機能

デジタルフィルター、使わない。
HDRも使わない。
小賢しい小技が嫌いだから。
そうじゃない、使いどころが無いわけでもなく
使うのが不便だった。

HDRもデジタルフィルターもJPEG撮って出ししか機能しない。
RAWで撮ったら選択できないし、RAW+JPEGでも機能しない。
低感度一本で撮って出ししていた事もあったが、
ISO400を超えると安物レンズの解像の悪さにノイズがのる。
解像の高いレンズでも背景のボケていくあたりからノイズがのる。
だから小さな液晶画面の中で撮った気になったような
変な錯覚を感じる小技は使いづらい。
だから使いどころが無かったのだろうな。

純正ユティリティで銀残しを無理やり使い始めた頃から、
狙いすまして処理する事に抵抗を感じなくなった。
この辺りでカメラ本体のデジタルフィルターを使いたいと思いながら、
JPEG撮って出しを全くしなくなったせいか使いどころがない。

カメラ本体の機能を再現できない純正ユティリティも正直イマイチ。
例えば、シャープネスが3通りあってもユティリティでは再現できない。
RAW+でJPEGも残して見比べてみれば、高価で高性能なレンズなら
そこそこ効果が期待できる場面もある。
解像の悪いレンズの場合、高感度ノイズが作用するせいか
逆の方向に倒れて残念な場合もあるけれど。

何が言いたいかというと。
ボディに搭載される画像処理機能は純正ユティリティで
ちゃんと再現できるように欲しいなぁ。
Photoshopなりで加工とかってだけじゃなく、メーカーが
思った絵作りを表示サイズに制限のない大画面で確認しながら
処理したい場面が多い。
カメラ本体で設定によっては処理できない場面など、それこそ
制約のないパソコン上で処理できたらなと思う。
まずはメーカー純正のユティリティでメーカーが想定した絵作りの中で。

高価なちゃんとしたレタッチソフトを買えとか使えという前に、
その素材ベースを作れなければ、そう思う事がある。

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