2010年8月29日日曜日

電線越しの夕日

カメラが手元に戻ってきた。




入念にチェックされたようで、自分で気がつかなかった
外装の一部も交換されていた。
何が不具合だったんだろう。 (^ ^;;



地元の公園を散歩して、夕日を撮ってみた。
丹沢に向かって見下ろす丘から見える夕日。
残念ながらどうやっても電線が写ってしまう。
小田急線を挟んだ風景でもあって、丘の下側から
撮った場合でも写ってしまう。
もう思い切ってズームの望遠側300mm で
夕日だけを切り取って、4,5本だったか電線のうち
3本までがハッキリ見えるが、シャッターを切った。
本当はもう少し景色を入れたかったし、丹沢の
シルエットを取り込みたかったのだけど。


残念と言えば残念で、でもこれが普段見える夕日だと思えば
それもそれでありだと思う。
僕のマワリで4人ほどが足を止めて夕日を見ていた。
夏は夕日でも日差しは強く眩しい。
それでも、夕暮れの風が少し爽やかになった気がするので
季節が少しずつ変わっているような気もする。

カメラは絶好調。
センサーもファインダーも綺麗に掃除されていて
気持ちがいい。

1枚は撮れるかと思ったカワセミは不発だった。
しかし、僕の約倍の年齢の先輩カメラマンが
久しぶりに公園に来られて、
「まだ生きてるよ」と笑顔で話しかけてくれたのは
本当に嬉しかった。
甚平に麦わら帽子、ニコンのデジイチに
120-400 ズームを付けて、カーボン三脚を立てる。
80歳を超えて尚、自分で撮った写真を
自分で印刷するアグレッシブな方でもある。
「パソコンを変えたんですよ、プリンタも」
「Windows XP からWindows7 に変わって少しわからなくなったんですよ」
笑顔でしゃべりながら、情報を集めようとされるのが伝わってくる。

そんな事もあって、少しお喋りをして日も暮れて
撮影ポイントが日陰になってしまってカワセミ撮影の
皆さんは解散。
僕は思い出したように丘に上ってタイミングを待った。
その夕日がこの1枚。

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