2011年1月22日土曜日

超望遠レンズを妄想して

レンズ沼、必要に迫られてといえるかどうか。
500mmズームを買うか買わないか毎日悩む。

最近常用レンズと化している PENTAX DA55-300mmF4-5.8ED
手ぶれ補正も超音波モーターも、いやレンズ内モーターもない
軽くて割と小型の望遠ズームレンズ。

小型で軽いというメリットはデメリットと諸刃の剣というのは、
これを指すかもしれない。
長所をスポイルするデメリットが目立ってしまうのは、
実は鏡胴がペラペラのプラスティック(だから軽い)で
カメラ本体モータ駆動から来る騒音が一番大きい。
AFも決して正確ではなく、だからQSFが活躍する。
とはいえ超音波モーター式レンズと違って、リアルタイム・マニュアルではない。
だからAFが迷うと一気にイライラするのだと思う。
実売3万のレンズなんだから、むしろ良く出来ていて
値段の割には本当に良く写ると思う。
ボケ味もまぁまぁいい感じになるので、背景が抜けるような
アングルなら小鳥もそれなりに撮ることができる。
晴れた日であれば。

とはいえ、鳥を撮ると300mmの汎用ズームでは
まったくもって性能不足なのは事実。
そのうえカメラがPENTAX K-7 ともなれば
高感度ノイズを意識すると相当無理がある。
RAW現像で仕上げないとダメな理由の一つでもある。

ずっと悩んできたSIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM
今でも悩んで時折ポチりそうになる。
約2Kgのレンズ、これを手にすると三脚もそれなりに変えないと。
しかし毎回思うのが、レンズを変えるならカメラ本体も
K-7からK-5にすべきだろうと。
更に思う。
週末のどちらかに使うとして、月に何回使うだろう。
確かに純正の300mm単焦点と比べれば安く、フィルター買っても
10万円で少しお釣りが返ってくる。
純正にテレコンを付けた場合と明るさは変わらない。
むしろ純正はテレコンを付けると超音波モーターが
機能しなくなる、これが常に悩ましい。
画質はおそらく純正300mmにテレコンを付ける方が上だろう。

悩んでいる時が一番楽しいのかな。
毎日それしかしないなら、迷わず150-500と純正300mm単焦点を
買うに違いない。
カメラもK-7を下取りに出してK-5に。

それでも思う。
K-mを手放せないのはCCDというセンサーのメリット。
これはフィルムが違うのと同じこと。
一方でK-7を手放したくない気持ちもある。
これは多分、誰かが見てくれる写真が撮れるかなと、
そう思えたのはK-7を手にしたからじゃないだろうか。
だから高感度に弱いとか、AFはオマケとか
そんな事があったとしても僕にはかけがえのないカメラになっている。

やっぱりFA300 F4.5 あたりを物色して、それにテレコンを付けるか。
これなら超音波モーターは最初からなく、レンズは最高。
AFは最初からオマケと思えば、気が楽になる。
レンズ沼、本当に恐ろしい。

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