2011年1月10日月曜日

KONICA C35 E&L

浅草で現像したフィルム。
KONICA C35 E&L で撮った写真。



KONICA C35 E&L スナップ
KONICA C35 E&L スナップ posted by (C)Takahiro Morohashi


「写ってましたよ」
現像だけお願いした浅草のDPE で言われた。
そう言われたが、まだピンとこなかった。
どうも露光もシャッタースピードも正確ではない気がした。
AEがオカシイと感じたので途中から勘で簡易絞りを
自分で選ぶように変えた。
これで効果があるのかさえわからなかった。
AEに任せたシーンは露光不良というか。
よくわからない何かが写っていた。
これは現像後のネガを見てもすぐにわかった。

ファインダーの中のフレームが見にくくて、
最初はどこまでが写真に写り込むのかわからなかった。
そういえば大昔こんなカメラを使った気がする。

フィルムスキャナで取り込んでみると、、
なんか一杯写りこんでいる。
最初はレンズの傷かと思ったが、どうも糸くずとホコリのような
そんな気がする。
カビか?一瞬そうも思ったが、どうも縦構図にした絵は
写りこんだ場所が違うようにも思えてきた。
ブロアーで吹けば飛ばせるものがあるかも知れない。

ちょっとフィルムの選択も悪かった。
高感度フィルムを使ったが、むしろ低感度フィルムの方が
相性が良さそうに思える。
露出オーバー。
全体的に青が強い。
スキャナで取り込む際に直そうか悩んだがヤメた。

スローシャッターで切れた瞬間が感じられなかったのは、
もしかすると高感度フィルムの影響もあったのかも知れない。
光センサーの劣化もありそうに思える。

それでも手入れを一切しないでいきなりフィルム詰めて
シャッター切って写ったのだから、バンザイというところかも知れない。
40年前のカメラ、何年間使われなかったのかわからないが
こうやってカメラとして機能したのだから。

問題はこの糸くずやらホコリのような何かを除去できるか。
もう一つは光センサ、CDA を交換するかどうか。

1本630円の現像代。
たった36枚。
だからカメラに興味が持てなかったのかも知れない。
高貴で贅沢な趣味だったんだ。昔は。

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