2011年5月2日月曜日

Ubuntu 11.04 アップデート後

アップデートインストールの形式は初めてだったが、
10.10から11.04へのアップデートは何の問題もなく完了した。


11-04-dock
11-04-dock posted by (C)Takahiro Morohashi

画面左側にUnityのドックが付加される。
10.10で利用していたcairo-dockがログインセッションとして
引き継がれたため、1024x768の解像度では煩雑になってしまった。
Unityの動作条件にハードが見合わない場合、metacityが起動され
10.10までの見慣れた外観のログインセッションが起動される。
従来の操作性や見た目を使いたければ、ログインセッションを
Ubuntu クラッシックに変更すればいい。

こうしてみると、もはやワイド画面に向けた仕様であるため、
旧来の4:3の表示領域では何かと使いにくい。
画面上部のタスクバーのデザインと機能も若干変わり、
これまでと少し変わっている。
これは10.10まででUnityを触った時にも感じたことだが
慣れが必要だと思う。
Unityのドックに表示登録するアプリは特に悩ましい。
cairo-dockとUnityのドックアイコンは基本的には
変わるものではないが、デスクトップ左側にショートカット・アイコンを
置かない使い方をしてきたので、アプリ起動時に画面左側を見る習慣がない。

またウィンドウマネジャがウィンドウ枠に付けてきた機能・処理ラベルや
あるいはアプリがメニューなども上部のドックバー?に表示されるため
操作全体の流れというか。
やることは同じなんだけど、感覚的な微々たる事が違う。
やっぱり慣れが必要なようだ。

10.10と比べてブートの時間が若干長くなった気がする。
これはもしかするとブート時の処理がより並列化され、
旧式ハードでは重いものになってしまったのか。
それでもLatitude D410程度のスペックでも不快に思うほど
遅い印象はない。

10.10で既にカスタマイズしていた外観。
クリーンインストールと違って見た目で変わったのは
Unityくらいという印象。
ドキュメントツールがLibreOfficeに変わったり、
Firefoxが4ベースに変わったようだが、LibreOfficeは
これまでのOpenOfficeと違いがわからない。
FirefoxはChromeで表示すると文字化けするようなアレなサイト以外では
使うことがないため、実はわかっていない。
(そもそもWindows7 のIE8がIE9に変わっていたのに気がつかなかった)
それにも増して、トラブルもなくアップデートが終わったためか
動いた!という感動が少ないのかも知れないな。
いや、ものすごく素晴らしい事なのだけど。

追記)
どうもX の動作が不安定に思う。
Chrome ブラウザでFlash の動画再生をした場合か、
確定していないがウィンドウへの入力デバイスのフォーカスが
なくなるというか。
表示しているアプリケーションのウィンドウにフォーカスできず
制御できなくなる。
アクティブだったウィンドウの表示がブリンクして
(フォーカスが無くなる?)
全くなにもできなくなる。
(他のアプリ起動もマウス操作で出来ない)
最悪の場合はX ごと落ちてログインマネジャが再表示される。
Intel 915 あたりのグラフィックスまわりが怪しい気がするが、
これはこれまでも時折話がでるX の動作絡みの問題なのかもしれない。
少なくともUbuntu 10.10 では起きなかった現象なのだけれども。

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