2010年4月1日木曜日

没ネタ復活作戦

RAW で撮って現像とかいう行為が好きじゃない。
データとしてセンサーが捉えた数値データに一番近いのはわかるけど、
自分が絞りやシャッタースピードを選んで撮った画像を
あたかも絵が如く弄るのがキライ。




と、偉そうに書いておきながら毎度の如く。
どうしても諦めきれない写真も出てくるワケで。
もっというと、レンズの素性を考えて遠すぎる絵も
トリミングしちゃえば使えるってのを見越して撮る写真もある。















タイトル背景に使っているトンビの絵。
smc PENTAX DA16-45 F4 で15m 位上を飛ぶトンビ。
標準ズームの画角なので、収めてみると予想以上に小さくなる。
元の写真では、このトンビは中心から右上に居る。
滑空するヤツを連射で追った中の一枚。
背景の空が粒子間タップリなのが少々残念。
シャッタースピードを稼ごうとムリしたのも原因。
シグマ 17-70 DC マクロみたいに色味が雑にならないのが
このレンズのいいところ。
背景を直そうか悩んでソレはヤメた。
これ以外にもっとキレイに撮れてる写真があるのだが、
なぜかトンビと目が合ってるような錯覚を起こす写真が多くて
妙に気持ちが悪い。
もしかすると本当にトンビに見られていたのかも知れない。



















これはsmc PENTAX-M 135mm マニュアルで撮った一枚。
空と雲をグラデーションに桜の花が陽の光で
浮き出る感じを出したかったのだけど、露出オーバーで
ボロボロになった一枚をコネクリまわしてみた絵。
元の絵は悲しいくらいに桜が背景に沈んでいた。
もうちょっと明るさを暗目にしてもいいのだけど、
せっかくの桜だから派手目に残してみた。



今日、東京は風が強い1日だったけど、東京のソメイヨシノが
満開になったということらしい。
これからは満開の桜と、桜吹雪きをキレイに撮るチャンスを、
どうやって掴むか。
風景の中だったり、そのものだったり。
人間も季節を感じないと。

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