2010年4月7日水曜日

あの頃の記憶

これまで40回を超える春を経験したけど、ふと思うと
季節や空や気温や、自然とは少し違うかも知れないけど
視線、視界にはいるイロイロなものがこれほど気になった
春はなかった。




もういつ頃から覚えていないのかさえ覚えていない、
小学校の入学式。
僕は相模原市の国立相模原病院にほど近い、
相模原市立桜台小学校で入学式を迎えた。
桜!
そういえば、学校の敷地の外に桜の木があったかも?
小田急線相模原駅から歩いて25分いや30分、おそらく当時は
歩いて駅まで行くなんて無理だったと思う。
せめてもの救いは平坦な場所だったこと。
残念なことに、小田急相模原から国立病院までの
通り沿いの商店街は寂れてしまったけれど、
当時はとても活気のある商店街だった事を覚えている。
そんな場所に住んでいた。もちろん賃貸じゃなくて、父の持ち家。
神奈中バスに乗ったような記憶もある。
幸いにも父が自家用車(今の時代は死語だろう)を
持っていたこともあって、バスに乗るなんてほぼ無かった。
僕の父親は凄かったんだなぁ。高度経済成長の時代から
頑張りつづけて、持ち家で自家用車だったのか。
あの時代に、親から支援や財産分与もなく。




一本の桜の木を見続ける事は出来なかったけど、
ヘタなりに最後を締めくくる1枚。
桜吹雪を華麗に写すことは叶わなかったけれど
いろいろなメッセージをこの1枚にこめました。

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