2010年4月2日金曜日

Ubuntu 10.04 Beta / Dell D505

Pentium-M 1.7Gと言えば、既に化石の部類なCPU。
それでも別段、世代の古いAtom プロセッサと思えば
安いネットブックに迫る性能だと思う。多分きっと。



ノートパソコンは用途がないので、置いてあっても
まったく使わない事が多い。
仕事で供与されない限りは用無し。
実家に行くときに担いで行くことはあるが、普段自宅で
使うことはない。もったいない。

Dell Latitude D505 はこんな仕様のノートパソコン
いわゆるジャンク屋で今でも見かけることがある。
僕のマシンは15インチ液晶 SXGA 1400 x1050 で
これが買った決めてでもあった。
液晶はともかく、この程度のスペックの中古パソコンは
割と手が出せる値段になってきている。
実験台としても、個人のLinux デスクトップ環境としても
そこそこいいんじゃないかと思う。2010/4 現在は。
メモリはできれば1G 以上積んでおきたい。

もったいないのでUbuntu 10.04 Daily Build の1 Apr な
Live CD iso イメージを使ってインストールしてみた。
ここでCD を焼くか考えて、UNetbootin でUSB イメージを用意した。
テンポラリのインストールイメージなら、これが便利である。
もう1点、なぜかiso イメージのサイズがCD 1枚にギリギリ
収まらないサイズに思える。

今月末、2010/4/29 に正式リリースが予定されているヤマネコ
もう実機で使って大丈夫かな、という期待もある。

この数世代前のノートパソコンでさえ、電源オンからgdm の
ログイン画面が表示されるまでの時間はとても短い。
数秒とは言わないが、30秒弱といったところだろうか。
とくに8.04 LTS と比較すると大幅な短縮を体感する。
枯れたハードウェア構成なので、何もせずに全てのデバイスが
問題なく使えている。
Live CD モードでインストールする直前に無線LAN の
接続先を指定した際に、D505 のタッチパッドが
なぜか認識されなくなって、USB マウスを繋いだくらいだろうか。
インストール後は問題なくタッチパッドも使えているので
実質上は問題になっていない。
(現象が問題かどうは別として)

いや、実はVM 上の10.04 がgdm でキー入力を全く
受け付けない問題があって、ログインはおろかリモート接続以外は
何もできない状況が続いていた。
マウスの入力は受け付けているが、キー入力はデバイスのレベルで
受け付けていないように見える。定かではない。
パッケージアップデート後からの現象なので、原因は
ヤマネコ側にありそうなんだけど、原因に辿り着けなかった。
VMPlayer を使っている事もあるので完全な切り分けができていない。
Launchpad を調べてみたが、同じと思えるバグ情報が見つからない。
原因がわかればレポート出そうと思いつつ、そのままになっていた。

この記事もデスクトップやパッケージを追加・変更中の
Ubuntu 10.04 / Firefox で書いている。
キーボード、keycode で若干の疑問があるが、もうちょい
調べてみようと思いつつ。
反応しないキーがいくつかあって、xev で調べてみると
keycode が上がっていない。
keycode が上がっていればkeysym との括り付けは簡単なんだけど。
なんかあったような気がするが思い出せない。

まだRC 版でもないベータ版だが、かなりいい感じだと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿