2010年5月19日水曜日

広角レンズの難しさ

キットレンズがダメってワケでもなく。
単焦点広角レンズでもなく、画角が被っても
買い足した DA16-45 F4 ED AL






ズーム側が45mm と、やや足らない感があるが、
ワイド側が16mm とキットレンズより広い。
値段もソコソコ安く、いや量販店だと5万だかで売られているが
現金問屋で29,000円を割る値段で買ったレンズ。
もはやコレ以外は使わないといった時期が長く続き、
ドライボックスで何本ものレンズが眠ったまま。
値段の割にはカチっと写り、やみくもに風景を撮っても
なんとなくソレっぽくちゃんと写ってくれる印象。
今年、このレンズはディスコンになってしまったようだ。
そのせいか、最安値も4万円を超えている。
いいレンズなので惜しい。

正直言えば、このレンズを手に入れることがなければ
僕は写真を撮るのをやめていたと思う。
他のレンズが写りが悪いとか、そういうわけじゃない。
このレンズは便利さと不便さと、上位の高級レンズには
及ばないまでも、写真に品さえ写しこめるようなそんな魅力がある。
そして、僕のように下手な撮り手がシャッターを切っても
目の前の風景だったり、花だったりちゃんと残してくれる。
褒めすぎだろうか?
ペンタックスはお世辞にもレンズの貧弱さは否めない。
limited レンズやスターレンズでもないのに、このレンズは
値段以上の価値を写真に残してくれている。

いつか撮ってみたかった代々木公園のこんな風景。
都会への憧れと、東京副都心のすぐ脇に整備されているとはいえ
これだけの緑がドンとある風景。

撮ってみればいつも思うのが、広角レンズは難しいな。
何を撮らんとしたのか、何を感じたのか、何を切り取りたかったのか。
それでも、目でみた風景以上の「その場面」が写真を見ると
残っているのが風景写真の面白みでもある。
逆も然り、こんなだったっけ.... (^ ^;;
最後の最後は撮り手のセンスが大きな要素となってしまう。

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