2010年5月19日水曜日

総務大臣のTwitter ブームによる影響

光の道やら掲げた割に、なぜその本質を国外のサービスで。
批判めいていると思われるかもしれないが、問題提起のつもり。




総務省消防庁がTwitter で情報公開を始めている
類似サービスは国内にもあるわけだが、先ごろだったか
現総務大臣が何か言っていた記憶があるので、その実行なのだろう。

勿論情報公開していただけることは有難い。
だけれども、国内類似サービスがあるじゃない?
光の道だか、どうも回線普及についての議論がなされていて
でもね、議論の中にあるサービスというのはこの事じゃないのか。
大臣もお気づきになられているのでしょう、まず実践と受け止めるけど。

確かに絶対的知名度はTwitter かも知れない。
注目の集まっているメディアで情報公開するのは正しい。
でも、国内既存サービスを育てる気持ちはないのかな。
もしも政府がTwitter ライクな情報サービスを、光の道とやらで
提供する情報の一つと考えるならば、国内ベンダを育てないでどうするんだろう。
いや、別にTwitter ライクであるかどうかは言われていないようだし、
実際どうでもいいし。
そもそも何を提供したいのかイマイチ具体像が理解できない。
ずっと言われてきているサービスの品目だけは、変わらない感が強い。
主観としては、電子行政とやらは悉く失敗しているわけで
住基ネットをはじめ、なんだったんだろうといつも思うわけで。

勿論、大手ベンダなら難なく同等のシステムを構築するかも知れない(知れない...)
結局のところ、いつも通りの公共事業になっちゃうって側面も
あるのだろうが、社会保険や金融のシステム同様に、こういった仕掛けは
ちゃんとした施設で運用されていて欲しいなぁ。

ちょっとTwitter の手軽さや、普及の度合いだけに着目して
安直にTwitter を利用しろとか言ってないか気になる。
政権が変わる、あるいは大臣が変わっても継続されるのか。
例えばTwitter のような情報公開システムを、縦割り行政や省庁の
枠を越えて集約していけるのか、課題も多いように思う。
あるいは、一方的な情報公開なのかリプライやDM への対応は?
大臣や政治家の趣味と切り離して頂けることに期待する。
この記事のタイトル「総務大臣のTwitter ブームによる影響」ではないことを
祈るばかりである。

古くからの友人が言うラジオというメディア、ラジオの方が
信頼できるメディアに思えて仕方ない。

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