2010年12月3日金曜日

銀残し

PENTAX Utility 4 のリビジョンアップで銀残しが追加された。
これはK-r やK-5 のカスタムイメージに対応するものだが
既存イメージも銀残しで仕上げる事ができる。

この銀残しでやってみたいことがあった。
K-7 でわざと感度を上げてノイジーで、しかもモノクロで
撮った写真を銀残しで仕上げたらどうだろうかと。
この題材で最初にやりたかったのが新宿の目。

お昼の僅かな時間に狙って撮った。
構図とアングルは.... もう一工夫必要。
あえて通行人が入らないよう、寄れるギリギリまで寄った。
時間の流れを表現するならスローシャッターで通行人も
入れたいところだが、三脚を立てるには場所がキビシイ。





RAW データで銀残しを選択すると、色味のある銀残しの
画像に編集される。
そこでモノクロのままJPEG に現像して、そのJPEG を
ユティリティで再度銀残しにすれば予想に近い画像となる。

ここで考えたのが撮影時に露出オーバー気味に、
しかし白飛びしないような範囲で写真を撮って
銀残しで落ちるトーンを想像すること。
普通に撮ってしまうとトーンカーブを持ち上げる必要が出てくる。
アンダー気味の写真はデータが残っていることが多いが、
銀残しを意識して撮るなら最初からオーバー気味で撮ればいい。
多分K-r やK-5 ならこういう必要はないのかも知れない。

予想したよりノイジーな感じが消えている。
これは銀残しで落ちたトーンに沈んでいるからかも知れない。

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