やり残し

21世紀の最初の十年が終わろうとしている年の暮れ。

今年は春先から体調が良かった。
体重も減ってウエストサイズも減って。
食事をコントロールできるだけでストレスが溜まる要素を
一つ減らせる。
昼食にかかるコストは2/3 ～ 1/2 、今が普通だよな。。
食事の大切さが身にしみた1年だった。
去年の今頃に比べればウエスト3cm 減少。
運動不足を解消すればもうちょっといけそうだ。

今年やり残したことは沢山あるけれど、ついでなので
みなとみらいの夜景をDA18-55 WR で撮ってみようと思った。
やっぱりスーツにネクタイ姿のサラリーマンが夜景狙いで
カメラをカバンから取り出す場面を何回か見かける。
手持ち撮影、厳しいよね。。。お互いに。
大さん橋から赤レンガ、赤レンガから桜木町まで汽車道を通ってみた。
撮れた写真が変わり映えしないのはセンスの悪さ。

汽車道で桜木町に向かって左側や弁天橋のあたりは
昔と比べて景色が変っている。
なんだか寂しい気持ちがするので普段は汽車道は通らない。
いや、駅前が変っているのだから景色が変わるのは当然だ。
これまで何度か写真に撮りながらイマイチ何のみどころもなく。
再開発が進みながら昔を思い出せる断片がまだ残っているところもある。
学生時代、真夏にネクタイして大手デパートのバーゲン会場までの
送迎バスの整理・案内係のバイトで何日も立った弁天橋。
あの頃みた景色はもうない。
お世話になった大手デパートはとっくの昔に無くなっている。

夕方から夜のラッシュアワー。
割とシラフで帰宅を急ぐサラリーマンが多かった。
いや足早に帰宅しているのは世代が少し高い人が多いかな。
足早に帰宅して何をするのだろう。
年の瀬、年始に向けて準備だろうか。

思うところが沢山あった一年だった。
去年と比べると出会いが沢山あったのも印象的な1年だった。
逆に世間の流れについていけず、興味も沸かないものが多い一年だった。
ブランド、アイテム、ガジェット、スマホ、世間のみんなは大変だなぁ。。
カメラでいえばミラーレスなコンデジか。
響きやイメージに高級感や高性能を思わせる何かは必要なのかなぁ。
コンデジでいいじゃん、形式そのものはコンデジなんだもの。
ファインダーや一眼という言葉に何を思い何を込めて作って、
そして使い手は手に持つのかな。
高性能や高級感のキーワードだけが大事なはずじゃないと思うのだけど。
やっぱりキーワードが大事なんだろうな。
所有欲というヤツか。ツマラナイ事だ。
そんな事はどうでもいいと思うと、ふとオヤジになった自分を感じる。

やり残した事で残る数日でできそうな事はなんだろう。
21世紀最初の十年が終わろうとしているが、普段と変わらない。
普通に生きているという事で、それだけで幸せな事なのだと思った。