2010年12月1日水曜日

PENTAX F AFアダプター 1.7X

テレコンバーターは x2 のモノを1つ持っていた。

テレコンバータは元のレンズが表現できる画質を
そのまま大きくするため、x2 のテレコンを使った写真は
かなりヒドイものが多くて使わないアイテムとなっていた。
特に望遠レンズは高価で高性能なレンズを持っていない。

F AFアダプタ 1.7X 今月12/1 から値上がりするという話があった。
たしかに希望小売価格が上がっている。
長いこと悩んで買わなかったアイテムだった。
300mm 単焦点マニュアルレンズを買おうか悩み、
それと組み合わせて使うための候補がこれだった。

このアダプタは1.7倍のコンバージョンだけでなく、
マニュアルレンズを付けた場合でもアダプタ側が
AF でピントを合わせるというものである。
レンズ側で大体のピントを合わせると、アダプタが
ピントを合わせてくれるという感じ。
普段マニュアルフォーカスで写真を撮る人には
それほど苦になる事はないと思う。


オオタカ
オオタカ posted by (C)Takahiro Morohashi

DA55-300 の x1.7 なので約500mm となる。
やっぱりピントの芯がない。
距離は約50m ~ 60m 先、300mm で撮ると
殆ど背景だけの風景写真になる状況だった。
それでも他社製の x2 テレコンと比べれば
まだマシなことがわかった。
300mm でもAF は殆どアテにならず、マニュアルで
追い込んでもピントの芯がなかなか出ない。

元のRAW データを純正ユティリティで仕上げた。
ノイズリダクションをかけて露出を少し上げ、元の画像の
8割くらいでトリミング。
水面手前側や枯葉の落ちている地面の荒れ方が
どれだけ無理があるかよくわかる。
羽のディテールも無く、ノッペリとした画像。
大きく写せるようになっただけ、そう酷評することが出来る。

元のレンズは10m 以内であればスズメほどの被写体も
そこそこ解像するが、やっぱり遠くなればなるほど
ファインダーの中で見えているようには写らなくなる。

でも場面を選べば何となくいけそうな気がするアイテム。
勿論等倍で写真を見ればダメだろうけど、それは
見合うレンズを使わないとダメだという事でもある。
レンズとアダプタで5万だと、これが精一杯だ。


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