2010年6月26日土曜日

CMOSとCCDが吐き出す絵を見ながら

PENTAX 645Dの発売日、悪友から
「なんでCCD なんですかね?」と言われて正直わからなかった。



昨今、高級カメラにはCMOSという常識があるようで
僕の持っているカメラも

RICOH R10 : CCD
PENTAX K-m : CCD
PENTAX K-7 : CMOS

コンデジでも最近のものはCMOSをイメージセンサーに
採用しているものが多い。

645D はなんでCCD なんだろう?
中判デジタルバック「フェーズワンP40+」を試す
デジカメ watch の記事から。

このデジタルパックの存在は知っていたが、さすがに
銀塩の中判を使ったことがないので興味がなかった。
今でこそ645 の中古も手がでる値段ではあるが、
このデジタルパックの値段を考えると.....
そう考えると価値の基準や判断は別として
現代の技術とデジタル専用設計のレンズの合計金額が
約100万円という645D は、ある意味では驚異的だと思う。

なんでCCD なんだろう。
CMOS は省電力、反応速度が速いために
連写する場合に有利だったりするようだ。
ただ、発色はどうなんだろう。

前にも書いた気がするが、どうもK-7 の吐き出す絵の
色乗りが首を捻る場合がある。
派手さがないと言えばそれまでなのだけど、なんか
イメージする色との差分を感じることが多い。
繊細さはというレンズとの組み合わせで試していないが
K-7 の方が繊細な絵が撮れる気がしないでもない。
これは今度試してみよう。

人の先入観というのもある。
CMOS は高級。
いや、高級かどうかは写真と関係ないんだよね。
CCD は反応速度が速くなかったし、消費電力がCMOS より多かった。
吐き出す絵はCCD の方がフィルム写真に近いという人もいる。

結局は高級だとか、メーカが植えつけるイメージだとか
そっちが大きい気がする。

思いつきで撮って出しのちょい撮りをする場合、僕はK-7 より
K-m の方がいい写真が撮れるように思ってます。
高感度ノイズがなんたら、風景撮影で高感度要りませんし。

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