2011年2月12日土曜日

CP+ 2011

朝から雪が降っていた。
ひょんな事から急に行くことになったCP+ 2011 横浜。



CP+ 2011 PENTAX
CP+ 2011 PENTAX posted by (C)Takahiro Morohashi

普段オネーサン撮りしないと勝手がわからん。
こういう会場の照明は暗いし、明るいレンズを
持っていったわけでもなく。
そもそも朝は地元の公園で、小雪ちらつく中オオタカ
そんな場面を探しに行ったので装備が合うわけもなく。
オオタカを見ることは無かったけど、雪が降っても
カワセミはダイブしていた。冷たい池に向かって。

オマケで持っていった標準ズームだけが短いレンズ。
この手のオネーサンはレンズの大きさと
カメラのグレードを見ていそうだ(笑)
まぁ、それでもK-7 にバッテリーグリップを付けてて、
それでペンタブースのオネーサンに足蹴にされたら
ニコンかソニーに乗り換える決心付くけどね。 :-)

ニコンやキヤノンに大口径だの白だの付けた、
オネーサン撮りの輩はちゃんとフラッシュ装備。
こういう場所で被写体はといえばオネーサン。
まぁ、そういう輩にオネーサンを撮らせたところで、
メーカーにしてみれば新しい商品の購買層じゃない気がするが。
そんな事ないか、ああいう輩は立派な装備を持っているな。
最近のカメラボディが多かった。

マメに新宿のペンタックスフォーラムに足を運ぶと、
製品を実際に手にとって、しかもメーカーの人から
説明を受けるというのは普通の事だったりする。
フォーラムの担当の方々は混雑時でなければ
とても親切に対応してくださるし。
混雑時が雑というのではなく、世間話に近い
製品関連の話に付き合ってくださるという意味で。
混雑時も対応が丁寧なのは言うまでもない。

そう思うとペンタックスのCP+ の出展内容は
かなり貧相というか。
立派なブースで一見すれば展示も立派だが。
645 用の25mm レンズは待望だったとして、
たった1500台だかのK-5銀色のモデル。
目玉の無い出展かなぁ。
いつ発売するかわからず掲示板などでネタだけ流れる
そういう部分でモック出すとかしないあたり、ペンタックスという
ブランドはマジメだなとも思う。
逆に言えば期待できない失望もあるけどね。

それでも勢いはあったのかな。
田中希美男さんのトークはグダグダだった。
Limited レンズを誉め讃えたかと思えば次の瞬間には
「レンズは重くて大きくて高いものがいいんです」
ごもっとも。
でも今説明して褒めた小さくて軽いことだけに拘ってるLimitedは完全否定? (^ ^;;

「オリンパスのズイコーレンズは重くて大きくて高いからいいんです」
いや、スターレンズを例にして褒めろよ、ペンタブースのトークライブだろ。。
それに他社製品を褒めるならキヤノンのLレンズがわかりやすいだろうに。
「安いレンズが悪いというわけじゃないですよ」
そんなフォローはあったけれど、ペンタのレンズは基本安いのよね。
ローン組んでまで買う必要のない機材、趣味のメーカーとか言われるが
写真でメシ喰ってるヤツはどれだけいるか考えれば、サイフから
現金でポンと払える(立替払いのクレジットじゃなくて)値段で
高品質な製品が買えることは素晴らしいじゃない。

過去のトークライブも動画で見たが、今回も面白い。
僕は失笑というより吹いてしまったが、まわりのペンタックスユーザーは
とてもマジメに聞いていた。
ペンタックスのお客さんはマジメで礼儀正しいな。
僕は終始ヘラヘラしちゃったけどね、おかしくて。

富士フィルムが発表したX100 というコンパクトカメラ。
結局カメラというカタチはこういうイメージ?



レンズ交換はできないが、質感の高いコンパクトカメラ。
朝のテレビ、情報番組でさえ取り上げられたモデル。
フィルムコンパクト、レンジファインダーの流れそのままの
そういうレトロというより、今でもある伝統的?なデザイン。
富士フィルムは今でもフィルムコンパクトを発売している。
KLASSE Wというカメラ、でもX100 はこれより質感が高い。
値段も高いが...
マイクロフォーサーズという分野のコンデジが世間では既にあるのに、
X100 はあくまでも質感の高い高級コンデジ。
多くの人が実機に触れるために行列に並んでいた。
小さい軽いけどデザインが雑なマイクロフォーサーズとは違う気がする。
マイクロフォーサーズには触手が伸びないというか、本音を言えばキライ。
妙に一眼という響きに拘ってデザインは野暮ったく、
結局はただのコンデジのままだから。
レンズ交換式がキモだけど、デザインはもう少しと思うのだけどね。
小さいことに拘ってもロクなことないと思う典型の一つ。
まるでペンタックスのLimited レンズのピントリングみたいなものだ。

会場内の写真展、最初は興味無かったが覗いてみると
やっぱり面白い。
こういう仕上げがあるのか、こういう表現があるのか
中には凄まじい装備を使わないと撮れない写真もあったが、
それはそれで素晴らしい。

課題はオネーサン撮りだな。
装備もアングルも表情を予想する勘も。
なにしろレンズ越しにオネーサンと目が合うと
なぜかドキっとしてシャッター切れない。 (^ ^;;
1テンポ遅れると被写体ブレしちゃうというお粗末さ。
僕は案外シャイなのかも知れない。きっとそうだ。

オネーサン撮りにハマる気はしないのだが、
人物写真の練習にはもってこい。
好みのタイプ可愛い、綺麗な被写体にレンズを向けたいものだ。

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